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松岡貴史作曲 “il racconto tramandato”(語り継がれし物語)
(ソプラノ:佐藤裕希恵、 チェロ:北嶋愛季)
想像上の(作曲者が創出した)言語?により歌われるのは人々が大切にしてきたもの、生活そのものや愛、信仰・・・。
バロックオペラなど古楽のスペシャリスト佐藤裕希恵さんと現代音楽のスペシャリスト北嶋愛季さんとのアンサンブルが楽しみです。
1. リトルネッロ:人間の生きざまをリトルネッロ形式に乗せて。
2. 叙事詩:聖書などの聖典、英雄伝など、語られ、書かれた、人々が救われる言い伝えを想定して。
3. 祈り:聖霊のようなチェロ、そのなかでの祈り。謙遜そして感謝。
松岡みち子作曲 冬隣/FUYUDONARI(ヴィオラ:甲斐史子、 尺八:小濱明人)
古今和歌集の中から、冬が近づき暗さを増していく晩秋のうた、凍りつく寒さの厳冬の歌、和らぎ花の香りがかすかに感じられる早春のうたの3つを選び、心を遊ばせて味わいつつ作曲しました。ヴィオラと尺八の音の組み合わせは、声と風との対話のように、優しくしっとりとなじみます。大自然に育まれて季節の移ろいを感じつつ、人の心の温かさにほっこりと癒されて生きるのは、昔も今も変わらない幸せですね。そんな豊かな音空間をお届けできたらと願っています。
現音Music of Our Time 2024《Forum Concert》第1夜
日時:11月28日(木) 18時30分開演
東京オペラシティ リサイタルホール


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